【新車】フルモデルチェンジの前と後、賢くお得に買えるタイミングとは?
2024.07.26
新車購入を検討する際、タイミングは非常に重要です。
特に、フルモデルチェンジの前後は、価格や性能に大きな影響を与える時期です。
本記事では、車のモデルチェンジの種類や特徴を解説し、賢くお得に車を購入するためのタイミングについて詳しく説明します。
また、中古車購入時の注意点や、賢い乗り換え戦略、個人の状況に応じた車選びのアドバイスなど、幅広い観点から車選びのポイントを紹介します。
これらの情報を参考に、あなたにとって最適な車選びのタイミングを見つけましょう。
目次
車のモデルチェンジの種類と特徴
車のモデルチェンジには、主に4つの種類があります。
それぞれ特徴が異なり、車を購入する際の重要な判断材料となります。
ニューリリース、マイナーチェンジ、フルモデルチェンジ、スモールチェンジについて、順に説明していきます。
これらの違いを理解することで、より賢い車選びができるようになるでしょう。
ニューリリース(新型車):全く新しいモデルの登場
ニューリリースとは、全く新しいモデルの車が市場に登場することを指します。
例えば、2023年に発売されたホンダのWRVがこれに該当します。
これまで存在しなかった車種が新たに開発され、販売されるケースです。
ニューリリースされた車は、通常3年から5、6年程度そのまま販売されます。
全く新しいコンセプトや技術が盛り込まれていることが多く、注目を集めやすい特徴があります。
マイナーチェンジ:主に外観の変更が中心
マイナーチェンジは、車の基本的な構造やエンジンは変えずに、主に外観に変更を加えるものです。
具体的には、フロントバンパーやランプ、アルミホイールのデザインが変わることが多いです。
これは車の販売が落ち込んできた際に行われることが多く、見た目を新しくすることで販売促進を図ります。
マイナーチェンジ後の車は「後期型」と呼ばれ、それ以前の車は「前期型」と区別されます。
フルモデルチェンジ:エンジンから車体まで大幅に変わる
フルモデルチェンジは、車の最も大きな変更を指します。エンジンの型式が変わり、燃費や車体の重量まで大幅に変更されます。
言わば、全く別の車になるといっても過言ではありません。
通常、フルモデルチェンジは7、8年程度のサイクルで行われることが多いです。
フルモデルチェンジ後は、外観だけでなく、走行性能や安全性能なども大きく向上することが期待できます。
スモールチェンジ:ほぼ見た目が変わらない細かな改良
スモールチェンジは、見た目にはほとんど変化がない細かな改良を指します。
例えば、ホンダのN-BOXでは、従来の足踏み式パーキングブレーキが電子パーキングブレーキに変更されたことがありました。
このような変更は、外観からはほとんど分からず、使用感にわずかな違いをもたらす程度です。
スモールチェンジによる相場への影響は比較的小さく、数万円程度の価格変動にとどまることが多いです。
車検時期とモデルチェンジの関係:賢い判断のポイント
車検時期とモデルチェンジの時期が重なると、車の所有者は難しい選択を迫られます。
新型車を待つべきか、現在の車で車検を受けるべきか、この判断は個人の状況によって異なります。
賢明な決定をするために、いくつかの重要なポイントを押さえましょう。
車検直前のモデルチェンジ:待つべきか否か
車検直前にモデルチェンジが予定されている場合、一般的には新型を待つことをおすすめします。
例えば、4月に車検を迎える車があり、8月にマイナーチェンジが予定されているような状況です。
この場合、車検は最低限の内容で済ませ、オイル交換などの必要最小限のメンテナンスのみを行うのがおすすめです。
新型車は性能が向上していることが多く、長期的に見ればメリットが大きいと考えられます。
車検費用と下取り価格の関係:実質負担を考える
車検を受けると下取り価格は上がりますが、その上昇額は車検費用を完全には相殺しません。
例えば、10万円の車検費用に対し、下取り価格は5〜6万円程度しか上がらないため、実質負担は4〜5万円ほどになります。
しかし、新型車購入を検討している場合、この負担を考慮しても待つ価値があるかもしれません。
新型車は燃費や安全性能が向上していることが多く、長期的には大きなメリットがあります。
また、5年程度乗り続ける予定なら、最新モデルのリセールバリューも高くなる傾向があります。
したがって、短期的な費用だけでなく、長期的な価値や満足度も含めて総合的に判断することが重要です。
個人の経済状況や使用目的に応じて、慎重に検討しましょう。
中古車購入時の注意点:モデルチェンジの影響
中古車を購入する際、モデルチェンジの影響を理解することは非常に重要です。
新型車の発売やマイナーチェンジは、中古車市場の相場に大きな影響を与えます。
これらの変化を把握することで、より賢明な購入判断ができるでしょう。
新型車発売後の中古車相場変動
新型車が発売されると、旧モデルの中古車価格は下落傾向にあります。
人気車種の場合、新車発売後に中古車市場に影響が出始めます。
旧モデルの中古車がより多く市場に出回るようになり、価格が下がっていきます。
このタイミングは、予算の都合で中古車を検討している方にとってはチャンスとなります。
ただし、人気車種では価格変動が早い場合もあるので、市場動向をよく観察することが大切です。
マイナーチェンジ後の旧モデル:価格下落のタイミング
マイナーチェンジ後の旧モデルの価格下落は、新型車発売時ほど劇的ではありませんが、起こることが多いです。
一般的に、マイナーチェンジから数ヶ月後に旧モデル(前期型)の価格が徐々に下がっていきます。
ただし、車種や人気度によって価格下落の度合いは異なります。
中古車購入を検討する際は、これらの影響を考慮しつつ、自分のニーズと予算に合った最適なタイミングを見極めることが重要です。
賢い車の乗り換え戦略
車の乗り換えは、単に新しい車が欲しいという理由だけでなく、経済的な観点からも考える必要があります。
賢い乗り換え戦略を立てることで、車の維持費を抑えつつ、常に最新の車を楽しむことができます。
ここでは、リセールバリューを考慮した5年サイクルの乗り換えと、新型車やフルモデルチェンジを追いかける戦略について解説します。
5年サイクルでの乗り換え:リセールバリューを考慮
5年サイクルでの乗り換えは、特に新車購入者にとって効果的な戦略です。
新車は購入後5年程度で最初の車検を迎えますが、この時期はまだリセールバリューが比較的高く保たれています。
5年程度で乗り換えることで、車検費用を避けつつ、高めの下取り価格を得ることができます。
5年サイクルであれば、常に比較的新しい車に乗ることができ、最新の安全技術や燃費性能が得られるメリットもあります。
新型車やフルモデルチェンジを追いかける戦略
新型車やフルモデルチェンジモデルを追いかける戦略は、常に最新の車に乗りたい人にとって魅力的です。
この戦略では、新型車が発売されたタイミングや、フルモデルチェンジが行われたタイミングで車を購入します。
このアプローチの利点は、リセールの観点から考えると、再度フルモデルチェンジが起こる前に売却できれば、現行モデルのまま売却することができるため、高いリセールが期待できるという点です。
つまり、前期型の最初の方に買っておけば、上記の戦略が行えるということになります。
後期型に入って購入すると、フルモデルチェンジまでの時期は近くなりますが、前期型の改良が入ったモデルが購入できるため、後期型をあえて選ぶ人もいます。
どちらの戦略を選ぶにせよ、自身の経済状況や車の使用目的に合わせて判断することが重要です。
特定のメーカーやモデルにこだわらない方であれば、その時々で最適な選択をすることで、より効果的で面白い車選びが可能になります。
よくある質問「車検で〇〇万かかると言われましたがどう思いますか?」
車検費用は車選びにおいて重要な要素です。
一般的に車検には約10万円かかりますが、この金額の重みは個人の経済状況によって大きく異なります。
例えば、貯金額が100万円の人と500万円の人では、10万円の価値が異なります。
車検を控えた車の購入を検討する場合、その車検費用が自身の予算にどの程度影響するかを慎重に考える必要があります。
車検費用を払って乗り続けるか、新しい車に乗り換えるかは、個人の経済状況や将来の計画によって判断すべきです。
このあたりの知識をつけていくと、より面白みのある車選びが可能となるため、当社のYouTube動画もぜひ参考にしてください。
まとめ
車選びの際には、モデルチェンジのタイミングを理解し活用することが重要です。
ニューリリース、マイナーチェンジ、フルモデルチェンジ、スモールチェンジなど、各種モデルチェンジの特徴を把握し、自身の状況に合わせて判断することが賢明です。
車検時期とモデルチェンジの関係、中古車市場への影響、そして賢い乗り換え戦略を考慮することで、より経済的で満足度の高い車選びが可能になります。
5年サイクルでの乗り換えや、新型車を追いかける戦略など、個人の経済状況や使用目的に応じた選択肢があります。
また、予算と車検費用の関係を慎重に考え、新型車情報を活用することで、より賢い判断ができます。ただし、最新モデルにこだわりすぎず、自身のニーズと予算のバランスを取ることが大切です。
最終的には、個人の状況に基づいた総合的な判断が求められます。この記事で紹介した情報を参考に、あなたにとって最適な車選びのタイミングを見つけ、満足のいく車選びをしてください。
バディカダイレクトで愛車探しをお手伝いできます
ダマさないから、ネットで売れる。
新車を作らず、愛車を作ろう。
バディカダイレクトの愛車探し。
私たちバディカダイレクトでは【簡単・ワクワク・安心の車選び】を約束します。BUDDICAトップバイヤーが厳選した特別な1台ばかりを掲載しています。もちろんお客様が最高の一台を、愛車を見つけるため掲載車両以外でもご希望に対し、優秀なスタッフが親身になってご提案します。
気になる点があればラインやお電話で全て回答しますので、ぜひバディカダイレクトで愛車探しをしてみてください。
バディカダイレクトでは、中古車の売買に役立つ3つの資料を公開しています。
★高く売る方法
★安く買う方法
★車選び初心者の3ステップ
完全に無料です。
LINE追加して、ぜひご覧になってください。
中古車を「高く売る方法」「安く買う方法」
「クルマ選び初心者の3ステップ」はこちら↓