【解説】カーセンサー・グーネットで中古車をお得に買う方法
2024.05.07
2023年10月から、中古車サイトでは支払総額表示が義務化されました。これにより、車の本体価格だけでなく、諸費用を含めた支払総額が分かりやすくなりましたが、お得な中古車を見つけるためのコツはあるのでしょうか。
今回は車屋の視点から、カーセンサーやグーネットを使ったお得な中古車の探し方をご紹介します。
目次
中古車サイトの上手い使い方・絞り込みのポイント
中古車サイトと言えば、カーセンサーとグーネットが二大巨頭として有名です。実は、西日本ではカーセンサーの掲載台数が多く、東日本ではグーネットが強いと言われています。どちらのサイトを使うかは地域によって異なりますが、最近ではほとんどの会社が両方に掲載しているため、情報はほぼ同じだと考えてよいでしょう。
中古車を探す際は、自分で相場や市場価格の感覚を養うことが大切です。希望の車種で検索する際は、まず年式と走行距離、カラーなどで絞り込むのがおすすめです。また希望する条件よりも検索条件を広げることで、選択肢を増やすことができます。
- 年式:5年落ちを希望 → 6年落ちまで探す
- カラー:黒・パールを希望 → 白まで探す
中古車の場合では、カラーが違うだけでも10万円の差が出ることもあるからです。検索結果を元に、支払総額を安い順に並べ替えることで、お得な車を見つけやすくなります。この時、相場よりも安すぎる車には注意するようにしましょう。
中古車の相場の見方
中古車の相場を知るには、オークション相場を参考にするのが一般的です。プロはオークションの落札データを分析し、市場価格を推測します。例えば、トヨタ プリウスの場合、年式が新しく、走行距離が少ないほど価格が高くなる傾向にあります。また、相場よりも極端に安く提示されている車は、内装やボディに問題があるケースもあるので注意しましょう。
ただし、中古車の価格は季節や需要によって変動します。例えば、3月は年度末で需要が高まるため、価格が上昇する傾向にあります。こうした市場の動向を把握しておくことも重要です。
賢い中古車選びのポイント
さきほども少しお伝えしましたが、お得な中古車を見つけるには、希望の条件から少し範囲を広げて探すことをおすすめします。例えば、5万km以下の車を探している場合、6万kmまで許容するだけで選択肢が広がります。また、走行距離と年式のバランスを考慮することも大切です。新しい車を選ぶより、年式は古くても走行距離の少ない車の方が、結果的にお得になるケースもあるのです。さらに、将来の売却を見据えた車選びも重要です。5年落ち以下の車は、輸出規制により需要が高く高値で取引されます。一方、6年落ち以上の車は比較的安く購入できるため、目的が乗り潰す予定であるなど長く乗るつもりであれば検討に値するでしょう。
中古車購入時の注意点
中古車を購入する際は、複数の販売店から見積もりを取ることが重要です。カーセンサーやグーネットでは、簡単に見積もり依頼ができます。また、ローンを組む場合は金利の差にも注意が必要です。金利わずか数パーセントの差でも、支払総額は大きく変わってきます。さらに、第三者機関の車両評価を参考にするのもよいでしょう。中古車の状態は販売店の主観に左右されがちですが、第三者の評価なら客観的な判断が期待できます。
まとめ
中古車を賢く購入するには、
①相場を知ること
②条件を柔軟にすること
③将来の売却まで見据えること
この3点が大切です。
もし、車選びで不安を感じたら、ぜひ専門家に相談してみてください。
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