【要注意】盗難車ランキング10選!
2024.07.15
愛車の盗難リスクが年々高まっている今、「盗難被害にあったらどうしよう」と不安に思うことはありませんか?
車は単なる移動手段ではなく、生活の一部であり、大切な資産です。
特に高級車やSUV、人気のミニバンを所有している方、都市部にお住まいの方には必見の情報が満載です。
ぜひこの記事を最後まで読んで、あなたの愛車を守るための具体的な行動計画を立ててください。今日からできる簡単な対策も多数紹介しています。
まずパート1では、2024年最新の車両盗難ランキングを紹介します。
次のパート2の記事では、効果的な盗難対策方法や保険の選び方まで詳しく解説しています。
【最新】2024年車両盗難ランキングTOP10
2024年の車両盗難ランキングが発表されました。
このランキングは、警察庁の生活安全企画課が公表したデータに基づいています。
近年、車両盗難件数は減少傾向にありましたが、2023年は前年比で若干増加し、5,734件となりました。
これは2004年のピーク時(64,223件)と比べると大幅に減少していますが、依然として注意が必要です。
特に上位5都道府県で全体の55%を占めており、地域による偏りが顕著です。
上位5都道府県とは、
1位 千葉県(746台)
2位 愛知県(698台)
3位 埼玉県(683台)
4位 神奈川県(461台)
5位 大阪府(447台)
となっており、埼玉県以外は港が近いという傾向が見られます。
該当する府県にお住まいの方は、特に盗難対策に注力することが必要かもしれません。
それでは、盗難されやすい車種のTOP10を見ていきましょう。
第1位 アルファード - 高級ミニバンが狙われる理由
2024年の車両盗難ランキング第1位は、トヨタのアルファードで700台が盗難被害に遭いました。
アルファードが狙われる理由として、以下の点が考えられます。
- 高級ミニバンとしての人気が高く、需要が大きい
- 新型モデルの登場で注目度が上がり、中古車市場での価値も高くなっている
- 法人利用やリースでの使用が増えたことで、台数自体が増加している
高級車であることと需要の高さが、窃盗団の標的となる要因となっています。
第2位 ランドクルーザー - 人気SUVの盗難リスク
第2位はトヨタのランドクルーザーで、643台が盗難被害に遭いました。
前年の710台から若干減少していますが、依然として高いリスクにさらされています。
ランドクルーザーは国内外で人気の高い大型SUVで、特に中古車市場での需要が高いことが盗難の主な理由と考えられます。
また、300系の新型モデルが登場したことで、旧型モデルも含めた全体的な需要が高まっていることも影響しているでしょう。
SUVの特性上、オフロード走行も可能なため、盗難後の転売や海外への不正輸出にも使われやすい点も盗難リスクを高めています。
第3位 プリウス - ハイブリッド車も狙われる実態
第3位はトヨタのプリウスで、428台が盗難被害に遭いました。
前年の477台から若干減少していますが、依然として盗難リスクは高い状態です。
プリウスが狙われる理由として、以下の点が挙げられます。
- ハイブリッド車の先駆けとして普及台数が多いこと
- 部品の需要が高く、盗難後に解体されて部品として転売される可能性がある
- 一部の部品(特にバッテリー)が高価である
- 新型モデルの発売に伴い、中古車市場での需要も高まっていること
ハイブリッド車も例外なく盗難のターゲットになっているという実態が浮かび上がっています。
第4位 レクサスLX - 高級車ブランドの盗難状況
第4位はレクサスLXで、261台が盗難被害に遭いました。
前年の344台から減少していますが、依然として高級車ブランドの中でも盗難リスクが高い車種です。
特に注目すべき点は、地域による盗難率の違いです。例えば、千葉県では1,000台あたり32.7台という高い盗難率を示しています。
これは他の地域の10倍以上の率であり、千葉県のLX所有者は特に注意が必要です。
レクサスLXが狙われる理由としては、以下のことが考えられます。
- 高級SUVとしての価値が高い
- 海外での需要が大きい
- 部品の転売価値が高い
高級車ブランドの中でも特に注意が必要な車種といえるでしょう。
第5位 ハイエース - 商用車の盗難実態と対策
第5位はトヨタのハイエースで、187台が盗難被害に遭いました。
前年の134台から増加しており、商用車の中では特に盗難リスクが高い車種といえます。
ハイエースが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 商用車として広く普及しており、台数が多い
- 荷室が広く、様々な用途に転用できる
- 部品の需要が高く、解体後の転売価値も高い
ただし、1,000台あたりの盗難率は0.2台程度で、他の上位車種と比べると比較的低いのが特徴です。
商用車を所有する方は、車内に貴重品を置かない、確実に施錠するなどの基本的な対策を徹底することが重要です。
第6位 キャリー - 軽トラックの意外な盗難リスク
第6位はスズキのキャリーで、115台が盗難被害に遭いました。
軽トラックが上位にランクインしていることは、多くの人にとって意外かもしれません。
キャリーが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 普及台数が非常に多い
- セキュリティ対策が比較的簡素な場合が多い
- 農村部や郊外での使用が多く、鍵をつけたまま駐車されることがある
実際、盗難されたキャリーの中には、鍵がついたままだったケースも少なくないと報告されています。
軽トラックの所有者は、大型車に劣らぬセキュリティ対策が必要だということを認識しましょう。
第7位 ハイゼット - 軽自動車も狙われる実態
第7位はダイハツのハイゼットで、こちらも軽自動車が上位にランクインしています。
ハイゼットが狙われる理由は、キャリーと類似しています。
- 普及台数が多い
- セキュリティ対策が簡素な場合がある
- 使用環境によっては鍵をつけたまま駐車されることがある
さらに、近年では軽自動車の海外需要が高まっており、特に東南アジアやアメリカなどで人気が出ていることも盗難リスクを高めている要因の一つと考えられます。
軽自動車だからといって油断せず、大型車と同様のセキュリティ対策を講じることが重要です。
第8位 レクサスRX - 高級SUVの盗難状況と対策
第8位はレクサスRXで、88台が盗難被害に遭いました。
前年の188台から大幅に減少していますが、依然として注意が必要です。
レクサスRXの1,000台あたりの盗難率は0.8台で、ランキング上位の車種の中では比較的低い値となっています。
しかし、高級SUVとしての価値が高く、海外での需要も大きいため、盗難のターゲットになりやすい車種の一つです。
第9位 クラウン - セダン型高級車の盗難傾向
第9位はトヨタのクラウンで、81台が盗難被害に遭いました。
前年の139台から減少していますが、依然として高級セダンの中では盗難リスクが高い車種の一つです。
クラウンの1,000台あたりの盗難率は0.1台で、ランキング上位の車種の中では最も低い値となっています。
しかし、高級車としての価値や部品の需要の高さから、依然として盗難のターゲットとなっています。
特に新型モデルが発売された直後は注目度が高まり、盗難リスクが上昇する傾向にあります。
セダン型の高級車所有者も油断せず、適切なセキュリティ対策を講じることが重要です。
第10位 レクサスLS - フラッグシップモデルの盗難対策
第10位はレクサスLSで、71台が盗難被害に遭いました。
前年から4台増加しており、フラッグシップモデルとしての価値の高さから、依然として盗難のターゲットとなっています。
レクサスLSが狙われる理由としては、以下の点が考えられます。
- 高級車としての価値が非常に高い
- 海外での需要が大きい
- 部品の転売価値が高い
対策として、レクサス専用のセキュリティシステムの導入や、保険加入の際に盗難補償を確認することも効果的です。
フラッグシップモデルの所有者は、その価値に見合った高度なセキュリティ対策を講じることが求められます。
まとめ
本記事では、2024年の車両盗難ランキングや地域別の盗難傾向、そして効果的な対策方法について詳しく解説しました。
高級車やSUV、人気のミニバンが特に狙われやすい傾向にあることが分かりました。
車両盗難は決して他人事ではありません。今日から対策を始めることで、大切な愛車を守り、安心してカーライフを楽しむことができます。その具体的な方法はパート2の記事にまとめました。
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